カジノ

 2016.10.04    2016.11.07

【IR推進法案】今国会でカジノ法案成立なるか?カジノ関連株は上昇。

先月、9月26日に第192臨時国会が召集されました。

今国会の会期は11月30日までの66日間で、政府・与党は「アベノミクス加速国会」と位置づけています。

そんな中で今回は、現在のカジノ法案(IR推進法案)を取り巻く最新の状況をお届けしたいと思います。

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カジノ合法化で何が起こる?

臨時国会の今後予想される流れ

平成28年度第2次補正予算案を10月中旬までに成立させ、成立後は速やかに衆院TPP特別委員会の審議を始め、10月末に承認案などの衆院通過を目指すものと思われます。

これは、11月8日の米大統領選前に衆院を通過させることで、TPP反対論が強まる米国内での早期承認を促す狙い。

ただし、民進党などは、TPP交渉の情報開示が不十分なことなどを理由に徹底抗戦する構えで、12月上旬までの会期延長は織り込み済みだとされています。

このような大きな流れの中で、その他の重要法案の審議が行われていくことになるが、産経新聞によれば今国会の重要な主な5つの法案の中に、カジノ法案(IR推進法案)が入っています。

(参考ページ)臨時国会26日召集、論戦の焦点は|産経新聞

しかし、「IR推進法案」については、公明党の中にギャンブル依存症などを理由に慎重論が根強く残っています。

ついにカジノ合法化に向けてIR議連が動き出した!!

カジノ合法化を目指す超党派の議員連盟であるIR議連(国際観光産業振興議員連盟)は9月29日の役員会で、IR推進法案について今臨時国会で審議入りし、成立させる方針を確認しています。

そして、IR議連の細田博之会長は以下のように述べています。


「いよいよチャンス到来と思い(関係者と)協力し合いながら成立させたい」と述べた。今臨時国会は、内閣委員会に提出される法案の本数が少なく、スケジュールに余裕があるのもメリットとの見方を示した。

(参考ページ)カジノ法案、超党派のIR議連が審議入り方針など確認|ロイター

さらに、IR議連は10月12日に総会を開催し、誘致のための準備を行う自治体の代表や経済界などからも関係者を招くようです。

カジノ合法化に本格的に動き出した感があるが、問題はカジノ合法化に慎重姿勢を持つ公明党との調整になりそう。

最終的には公明党との太いパイプを持つ二階検事長頼みになるかもしれないが、以下のように菅義偉官房長官も根回しに動き始めている模様。


官邸や自民党は焦りを募らせている。20年東京五輪までのカジノ開業が景気浮揚に最善とみているためで、政府関係者は「時間が少ない。菅義偉官房長官らは本気で、慎重派への根回しを始めた」と明かす

(参考ページ)<カジノ法案>与党内綱引き 公明態度硬化、焦る官邸と自民|毎日新聞

カジノ法案をめぐる推進派と公明党の駆け引きについては、以下の記事が非常に参考になります。

(参考ページ)カジノ法案、仕切り直し 東京五輪も視野に成立めざす |日経新聞

今後のカジノ法案に関する動きにも注視し、随時お伝えしていこうと思っています。

カジノ法案成立の期待でカジノ関連株が急上昇している

カジノ関連株に関しては、7月の中旬あたりから材料視され始め上昇傾向にありました。

そして、ここにきてさらに秋の臨時国会召集前からカジノ法案成立の期待で、断続的に暴騰を繰り返しています。

そこで、当サイトでも取り扱っているカジノ関連銘柄の直近2週間と直近3ヶ月の上昇率を調べてみましたので、以下に掲載しておくことにします。

カジノ関連銘柄の最近2週間の上昇率
銘柄 9月21日時点の株価 10月3日時点の株価 上昇率
日経平均 16807.62 16598.67 -1.2%
日本金銭(6418) 1402 1559 11.2%
グローリー(6457) 3375 3350 -0.7%
アドアーズ(4712) 137 139 1.5%
インターライフ(1418) 219 244 11.4%
オーイズミ(6428) 649 777 19.7%
ユニバーサル(6425) 2893 3250 12.3%
マース(6419) 2007 1958 -2.4%
ダイコク電機(6430) 1543 1568 1.6%
セガサミー(6460) 1434 1440 0.4%
バンダイナムコ(7832) 3055 3120 2.1%
エイチ・アイ・エス(9603) 2632 2646 0.5%
セコム(9735) 7657 7620 -0.5%
フジ(4676) 1380 1380 0.0%
テックファーム(3625) 2002 2640 31.9%
コナミ(9766) 3800 4035 6.2%

カジノ関連銘柄の最近3ヶ月間の上昇率
銘柄 7月1日時点の株価 10月3日時点の株価 上昇率
日経平均 15682.48 16598.67 5.8%
日本金銭(6418) 805 1559 93.7%
グローリー(6457) 2810 3350 19.2%
アドアーズ(4712) 127 139 9.4%
インターライフ(1418) 168 244 45.2%
オーイズミ(6428) 375 777 107.2%
ユニバーサル(6425) 2294 3250 41.7%
マース(6419) 2115 1958 -7.4%
ダイコク電機(6430) 1453 1568 7.9%
セガサミー(6460) 1085 1440 32.7%
バンダイナムコ(7832) 2696 3120 15.7%
エイチ・アイ・エス(9603) 3265 2646 -19.0%
セコム(9735) 7539 7620 1.1%
フジ(4676) 1156 1380 19.4%
テックファーム(3625) 846 2640 212.1%
コナミ(9766) 4085 4035 -1.2%

こうしてみると、直近3ヶ月で日本金銭(6418)やオーイズミ(6428)などは株価が2倍程度、カジノ銘柄の本命とされているテックファーム(3625)に至っては、3倍を超えるほどの値上がりを見せていることが分かります。

特に当サイトが注目しているのは、テックファーム(3625)とユニバーサル(6425)です。

テックファームはギャンブル依存症対策に関する特許を取得している日本で唯一の依存症対策銘柄、ユニバーサルにおいては、フィリピンにて総事業費4,000億円の世界最大級のカジノリゾート(Okada Manila)の開業を11月に控えており、カジノ運営のノウハウを持つ唯一の国内企業となる可能性があるという側面を持っています。(※ Okada Manilaのオープンは12月21日に変更となりました。)

カジノ関連株に関してもカジノ法案の行方と並行して注視して行きたいと思っています。

(※ 投資は自己責任のもとでお願い致します)

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