8月末期限のパチンコ撤去リスト（1次・2次）と12月末期限のパチンコ最終撤去リスト（3次）の現在の撤去状況について

まずは撤去問題に関する全日遊連と日工組の動きから。

全日遊連は9月1日、各都府県方面遊協に向け、日工組の第1次、第2次回収対象遊技機リスト記載の遊技機に関して、改めて完全撤去への協力を文書で発出。万が一対象機を設置している組合員があった場合は、直ちに稼動を停止しホール内から回収撤去するように指導するよう要請した。

また、日工組および全商協は9月5日以降、第1次、第2次回収対象遊技機の回収・撤去状況の調査を行う旨を全日遊連に連絡。この件も合わせて、各都府県方面遊協に通知した。

（参考ページ）WEB Greenbelt｜回収対象機の完全撤去を改めて要請

全日遊連のこうした厳しい動きは、ある程度予想されたもので、日工組の方も9月5日以降、本格的に撤去状況の調査を開始するようです。

この調査により、「1000店舗近く存在する全日遊連非加盟店」を含めた全国のパチンコ店の撤去状況が明らかになるはずで、実態把握にはもう少し時間が掛かりそうです。

しかしながら、推定値を得ることは可能なので、データを取り始めた8月22日（月）から撤去完了までの、沖海3の設置店舗数の流れを見てみることにしましょう。

8月末撤去期限までのわずか10日間あまりで、設置比率にして凡そ20% ⇒ 1.5%という急激な撤去が進んだことが分かります。

やはり、業界団体からの未撤去時の重いペナルティ宣告が効いたのではないでしょうか。

（参考）8月末までの撤去期限を守らなかったパチンコホールに対し重大なペナルティが課される可能性

しかしながら、まだ未撤去店が存在するのも事実であり、このページにて今後の撤去状況の推移を随時更新していこうと思っています。

さて今度は、撤去対象台数の多い3機種の設置店舗数を見てみることにしましょう。

沖海3のほうに注目が集まっていましたが、ルパンの未撤去店も意外に多いようです。

次に、12月末期限のパチンコ最終撤去リスト主要機種と全機種の現在の残存台数と残存率（推定値）について見てみることにしましょう。（1週間ごとにデータを記録）

（参考ページ）第1次・第2次・第3次撤去 リスト

設置台数が少なくなる毎に、設置台数の推定値誤差が大きくなってきているので、各機種の設置店舗数のみ記載しています。（12月30日現在）

先日、業界7団体で決定された「撤去問題に関する取り決め」に従って、12月末までの4ヶ月間の月ごとに目標数値を決め、これから撤去・回収が進んでいくものと思われます。

3.　回収対象遊技機の入れ替えを促進するため、毎月の回収目標数値を設定すると共に、検定を取得した遊技機の機種名を早期に公表し、営業所が計画的に撤去を進められるよう環境整備を図る。毎月の回収目標に達していない場合は、その都度次回目標に向けた追加措置を検討する。

（参考ページ）遊技通信web｜回収対象遊技機の回収・撤去について7団体がペナルティ等を決議

12月末期限パチンコ最終撤去リストの現在の撤去状況についても、こちらのページで随時更新していくつもりです。